序列41番:フォカロル

30の軍団を率いる公爵。嵐を呼び軍船を転覆させる海の支配者
フォルネウス以来の水属性の魔神ですね。
その外見はグリフォンの翼を持った人間、あるいはグリフォンに乗った人間だとされます。
一見、天使のような姿をしていますが、髪は海藻のようで肌には鱗があるとか。
水との深い関係性が表れてますね。
人型の魔神なので、ガープとして採用したシャドーサタンのような悪魔系モンスターでも悪くはないと思うのですが、それだとちょっと普通すぎるし水属性ってことが感じられないんですよね。
そこで今回は6のヘルパイレーツ(オクトセントリー)を持ってきました。
まあ翼はない上にタコ足なんですけど、一応人型だしはっきり水属性であることがわかるのでこれはこれでアリかなと思います。
このくらい解釈に幅を持たせてみてもいいんじゃないでしょうか。
(当ブログではドラクエ6までのモンスターを72柱にあてはめていますが、8に出てきたオーシャンクローは鱗もあるのでフォカロルとして適役ですね。)
戦闘型
フォカロルは風を操る能力を持ち、海域において船を沈没させたり人間を溺死させたりすることができます。
あきらかに戦闘向きの魔神ですね。
ドラクエであれば「つなみ」や、下手したら「メイルストロム」なども繰り出してきそうです。
人間を殺傷する点については、ノリノリで行うとも、命じられなければむやみに行うことはないとも言われるようですが、どちらにしても危険な部類であることには変わりないでしょう。
召喚者に対しては嫌々ながらも従うということなので、一応職務には忠実なのかもしれません。
またかつては座天使であったようで、現在も天界に戻りたいと願っているとのこと。
ラウム、フェネクス、マルコシアスなんかもまた天使をやりたがってるようですが、けっこう現状に不満を抱えた魔神は多いみたいですね。
記述から察するに、フォカロルやマルコシアスなどは自分の仕事はきっちりこなすタイプのような感じがするんですけど、そういう魔神にとっては、秩序だった天界がわりと居心地よかったりするのかもしれません。
逆に気まぐれな性質の強い魔神にとっては、地獄の自由さがやりやすかったりするのではないでしょうか。
天界に戻りたい魔神がみな翼を持った姿をしているというのもまたおもしろいですよね。
創作におけるフォカロル
フォカロルはなかなかいいキャラしてると思うんですけど、創作ではそれほど目立ってない気がします。
FF8では雑魚モンスターとして出てきましたが、ただの魚でしたね。
水属性ではありますが、ほとんど名前だけ拝借したパターンです。