序列49番:クロセル

48の軍団を率いる公爵。温泉探しを得意とする
プロケル、ピュセルとか呼ばれることもあるクロセルですが、
召喚時の姿は天使であるとされています。
といいながら3のスカイドラゴンなんですよね。
これはなぜかというと、「クロセルの正体はドラゴンである」という説があるからです。
まあこのクロセル=ドラゴン説は江口設定が広く浸透したものであるっぽいので微妙なところではあるんですが、ビジュアル的にひとりくらいドラゴンがいるというのも面白いかなとも思うんですよ。
(あ、ブネもいたわ)
ちなみにクロセルがドラゴンだというのは、クロセルがユーフラテス川を支配する川の神、水神だということによるようです。
(これの典拠もまったくはっきりしないんですけど)
川の流れというのは龍に見立てられるんですね。
そういったことから水神=龍という図式は世界中の神話に見られますが、崇拝対象になるのは西洋というより東洋です。
東洋の龍は神として崇められますが、西洋ではドラゴンというのは悪役ですからね。
というわけで、クロセルをドラゴンとするなら、西洋のドラゴンタイプのモンスターよりも東洋の龍タイプのモンスターとするのがいいかなと思った次第です。
当然水を操ります
水神とくれば当然水を操りますよね。
クロセルは水の温度を自由に変えることができ、水のない場所で激流のうなる轟音を響かせることができます。
が、これに関しては正直、「それで?」って感じがしなくもないです。
そのほか温泉を発見することもできるようですが、これはいいですね。
悪魔っぽさはありませんが実用的な能力です。
また武器として決して溶けることのない氷の剣を使うともいわれますが、このいかにも中二受けしそうな設定は近年の創作が根付いたものかもしれません。
また一応幾何学の伝授も可能とのこと。
堕天前は能天使の階級に属していたとされています。